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さよならの向う側

2011年3月11日

この日になにがあったのか
忘れる人はいないと思う。

その日からおよそ3ヶ月後の初夏に
宮城県多賀城市の皆様とのご縁で
チャリティーライブをさせて頂く事になった。

エターナルミュージックのサックスプレイヤー安武玄晃氏と
音楽堂PLUMの坂井氏とともに
福岡から機材を満載したハイエースを走らせ宮城県へ。

チャリティーライブを
避難所や復興市のイベントで
させていただくということは少なからず

「はたして、わたしたちがここに来たところでなんになるんだろう。
自己満足の脳内お花畑の押し付けボランティアでは…」

と、心苦しい部分もあった。

だけど、そんなわたしたちを
多賀城市の方々は
歓迎し、もてなし、労いの言葉をかけてくださった。
感謝の気持ちと、受け入れてもらえた安堵感。

チャリティーライブも、ありがたいことに
たくさんの声援と温かい言葉をいただいた。

そのライブ写真は、安武玄晃氏のブログやHPで公開している。

だけど、どうしても
いままで公開できないでいた写真があった。

多賀城市からほど近い
南三陸町の写真。

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見渡す限りの破壊の風景に
興味本位でレンズを向けることは、はばかられた。

もし、わたしの住む街が破壊されて
誰かが嬉々として写真を撮っていたら…

わたしは怒りを感じるだろう。

記録することが
この旅でのわたしの役割のひとつだからと
自分を納得させて
結果的に、走る車窓からコソコソと撮影するという
もっとも卑怯な手段をとってしまった。

今でも後悔している。

では、どうするのが正しかったのか。
まだ、答えは出ていない。

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ライブの後、ずっと涙を流していた女性が
安武玄晃氏に話しかけていた。

「わたしの娘もサックスを吹いていたんです。
津波で亡くなってしまったけれど…
娘がいるみたいでした。ありがとう」


さよならの向う側に行ってしまったひとたちは
今のわたしたちを、どうみているだろうか。

今でも、あの破壊の風景の
匂いを忘れられない。

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by higenekoblog | 2013-02-28 02:53 | 写真